連載 続・ペリネータルパソコン入門臨床応用篇・7
産科外来の支援システム
細野 泰
1
1富山市民病院産婦人科
pp.856-857
発行日 1988年10月25日
Published Date 1988/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207491
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いわゆるコンピュータはここ十数年来,劇的な進歩を遂げており,一昔前まで夢の電子頭脳といわれたコンピュータも今や子供のおもちゃに至るまで幅広く私たちの生活に浸透してきています。とくにマイクロコンピュータいわゆるマイコンの発展はここ数年目を見張るものがあり,現在の16ビットマイコンは5年前のミニコンピュータをしのぐ機能と能力を持つまでに進歩を見せています。今では私たち産科医・助産婦にとって,マイコンは必須課目の1つになっているようです。
このような背景の中で,当院では8年前より実験的に産科診療システムを独自に作製し,5年前より実際に日常の診療に使用してきています。こうした産婦人科は,公立病院としては全国的にも数少ないようですので,その一部を御紹介したいと思います。
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