特集 ニードにこたえる
座談会
現代妊婦ニード考—マタニティ雑誌担当者による
神谷 整子
,
斎藤 信子
1
,
加納 修子
2
1「マタニティ」編集部
2「Balloon」編集
pp.732-737
発行日 1988年9月25日
Published Date 1988/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207462
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マタニティ雑誌登場の背景
神谷 最近,妊婦さんを読者対象とした雑誌,いわゆるマタニティ雑誌ですが,大変売れているということを聞きます。妊産婦を援助する私たち助産婦にとりましても,そうした動向には関心が深いものがありますし,雑誌の内容を知ることは妊産婦さんの思いや考えを知る手だてになると考えます。
今日は,そのマタニティ雑誌を代表する『マタニティ』と『Balloon』の編集担当者の方から,私たちがもしかしたら知りえないようなお話とか,編集部に届く率直な声などを聞かせていただきたいと思います。編集部には毎日たくさんの手紙が読者からくるということですし,なかには私たちへの苦言や要望もあるのではないか,それは私たちの耳にはいつも届かないようなことなのではないかと考えるんですね。「助産婦雑誌」の本号の特集が"ニードにこたえる"というものですが,ニードにこたえるためには,率直なご意見をいただくことも大切かなと思います。
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