特別記事
追悼/生涯一助産婦 三森孔子氏
正木 かよ
1
,
大島 清
2
,
松田 恵
3
,
渡部 公子
3
,
佐藤 タキ
4
,
きくち さかえ
,
杉山 富士子
5
,
矢島 床子
6
,
細波 星郎
7
1正木助産院
2京都大学霊長類研究所
3秋田県立衛生看護学院助産科
4日本助産婦会東京都支部
5黄(ファン)助産院
6矢島助産院(前:三森助産院)
7医学書院
pp.124-143
発行日 1988年2月25日
Published Date 1988/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207320
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昭和62年11月7日未明"お産革命"の推進者ともいうべき三森孔子(よしこ)氏が永眠された。享年59歳。思いもかけぬ早い逝去は、多くの人々に驚きと悔しさの交錯する悲しみを与えることになった。氏は生涯一助産婦の姿勢を貫き、ラマーズ法の普及を通して自然分娩のすばらしさ、自分で産むことの感動を人々に広めつづけた。私たちの失った存在はあまりに大きいが三森氏のやり残したことを引きつぎ、さらに発展をさせていく義務が私たちには課せられたといえよう。
三森氏とさまざまに親交を結んできた人々に、追悼の言葉をお寄せいただいた。
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