連載 老人を看る・4
病棟にとけこむレクリエーション活動
高森 千織子
1
1霞ケ関中央病院
pp.566-569
発行日 1998年6月1日
Published Date 1998/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905613
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老人医療の場でのレクリエーション活動は,1970年代の普及を皮切りに,80年代には,その対象を障害者一般にも広げていった.
変化のきっかけになったのは,1984年に制定された老人保健法である.そのなかで,保健事業の一環に機能回復訓練が位置づけられ,「日常生活動作訓練と合わせてレクリエーションなど」という表現が使われた.これを機に,病院や地域保健所,老人ホームなどさまざまな高齢者施設において,レクリエーション活動が活発に行なわれている.
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