連載 医療ソーシャルワーカーの相談窓口から
妊娠・出産に関する資源の活用
田戸 静
1
1葛飾赤十字産院医療社会事業部
pp.356
発行日 1986年4月25日
Published Date 1986/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206866
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若い2人の男女が保健指導室から相談室へ回されてきた。女性は妊娠10週,強度の貧血と切迫流産気味で,入院,安静治療が必要であった。
〈問題点〉 患者Y子は17歳,相手はM男,あと2週間で18歳になる。2人は両方の親から人工妊娠中絶するよう強くいわれているが,何としても自分たちの赤ちゃんが欲しいといっている。
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