連載 産科臨床検査の実際・3
不妊症の検査法(2)
石井 明治
1
1聖マリアンナ医科大学産婦人科
pp.185-188
発行日 1985年3月25日
Published Date 1985/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206604
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不妊症の検査法には,先月号で紹介したBBT,内分泌検査のほか,卵管疎通性検査(子宮卵管造影法,描写式卵管通気法),精液検査,精子頸管貫通試験(フーナー試験,ミラー・クルツロック試験),抗精子抗体の検出,月経血結核菌培養,子宮内膜組織,参などがある.これらの検査では,不妊女性のBBTから検査時期と検査項目を決定する(表1)。今月は,そのうち広く臨床応用されている子宮卵管造影法,描写式卵管通気法,頸管粘液検査,頸管粘液・精子適創生検査,精液検査について解説する.
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