グラフ
総合的な早期治療・療育に取り組む—大宮市ひまわり学園を訪ねて
岩下 手
,
本誌
pp.181-184
発行日 1985年3月25日
Published Date 1985/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206603
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
心身障害総合センターひまわり学園は大宮市が国際障害者年記念事業として昭和58年4月にオープンさせた,医療・福祉・教育が一体となった心身障害児・者のための施設である.全国的にみても市のレベルでこれほど充実した施設をもつところは北九州市をおいて他にはなく,大宮市の意気ごみが伺われる。園の組織概要は下図のとおりだが,発足して2年,運営も軌道にのったひまわり学園の様子を,通園部門(つぼみ園・めぶき園・わかば園)を中心に皆様に紹介したいと思う.それぞれの園では保母,ST,PT,OT,事務職員が子どもたちのすこやかな成長を願ってけん命な努力をつづけている.
最近は障害の早期発見,早期治療が強調されるようになっているが,助産婦職にもそのためのこうした施設についての知識を深めておいてほしいと願うのである.
Copyright © 1985, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.