特集 母子健康センターの活路
母子健康センターへの期待と展望—高知県の場合
光本 朱實
1
1高知県立看護学園助産婦学科
pp.366-372
発行日 1984年5月25日
Published Date 1984/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206444
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高知県の概況
1.面積と人口
高知県の面積は7,106.82km2であるが,特徴的なのは林野面積率が82.9%と,全国で最も高い値を示していることである。また過疎市町村も多く,総人口に占める過疎人口の割合は19.1%と全国平均を大幅に上まわっている。
人口は昭和30年の国勢調査時,882,683人であったのが,翌31年をピークに昭和46年まで連続して減少した。この間,県人口は約10万人減少し,785,280人となった。翌昭和47年からは人口増加に転じ,昭和50年には80万人台に回復,その後も順調に増加し,昭和56年10月1日現在では,832,823人となった。
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