特集 地域と母子健康センター,その今日的問題点
地域の母子を守り,守りつづけようとして—茨城県・玉造町母子健康センターの場合
森作 良子
1
1茨城県玉造町役場保健予防係
pp.273-275
発行日 1976年5月25日
Published Date 1976/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205034
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1.玉造町の概況
茨城県のほぼ南東,行方郡の最北部に位置し霞ケ浦の北岸にそい,東は北浦村および鹿島郡鉾田町,西は霞ケ浦にそって細長い農村地帯で,一部沿岸に漁業。人口は約13,900人,ここ4〜5年人口ののびは横這い状態を続けている。水と緑に囲まれ,霞ケ浦の夕映の素晴しさをもつ町である。
一度この町を出て都会に就職した若者も,最近は結婚適齢期を迎えるとUターン現象を見せはじめている。昭和30年1月1日1町4村が合併し,新しく玉造町が誕生し,昨年は満20周年記念を盛大に行った。
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