Japanese
English
第19回ICM大会講演翻訳シリーズ・12
産褥期のストレス
Stress in the Puerperium
J. Ball
,
小原沢 栄子
1
1独協医科大学付属看護専門学校
pp.682-685
発行日 1983年8月25日
Published Date 1983/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206294
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ここでは1977年から1979年のMaws Midwives研究計画の結果を含めて,産褥期におけるストレスの原因や結果に関する最近の知見を取げてみます。
私たちは生きている間に環境が変わったりするとその変化に対して,Lazarusのいう"立ち向かって行く過程"というさまざまな心理学的な過程を経て適応していかなければならないことを学びます。いかにうまく適応するかは,個々の人間的な強さや,確実に成功させたいとか誉められたいという内的な要求の深さによります。HolmesやRaheはストレスの程度を左右すると思われる社会的な状態を考えました。そこで彼らは,大きなストレスの原因となる43の出来事について述べ,その程度によってランクをつけました。それを見て私たちは,自分たちのストレスの度合を計ることができるのです。
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