特集 地域母子保健への取り組み
家庭訪問を通してみた母児退院後の諸問題
永井 悦子
1
,
ホプキンス産婦人科医院
1現職業:群馬県佐波郡境町立東小学校
pp.647-651
発行日 1983年8月25日
Published Date 1983/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206286
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当院の概要と基本姿勢
ホプキンス産婦人科医院は昭和51年1月15日,群馬県勢多郡富士見村に開設された。医師1名,看護婦2名,准看護婦2名,高看学生3名,准看護学生1名,その他事務2名,栄養士1名,計12名の人員構成である。富士見村の人口は1万4,000人余で,1年間の分娩数は約200件である。そのうち,7割弱は前橋市内およびその他の地域の施設で出産し,残り3割強が当院を利用している。
村内の産婦人科病(医)院は当院のみで,古くから活動を続けてきた母子健康センターの助産部門も,昭和57年5月に閉鎖された。
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