Japanese
English
第19回ICM大会講演翻訳シリーズ・11
死産後の両親に対する援助
Help for Parents after Stillbirth
I. Bjurgard
,
G. Melin
,
小原沢 栄子
1
1独協医科大学付属看護専門学校
pp.581-583
発行日 1983年7月25日
Published Date 1983/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206273
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
スウェーデンでは毎年約1,000人の子供が分娩の時,死亡しています。こうした状況が両親に相当の精神的苦痛を与えていることは明らかです。スウェーデンでは,こうした危険な状況をJohan Gullergという心理学者が,これまで研究してきました。こうした両親の世話をする方法というものが,彼の危険期についての理論を基にしてHuddinge病院の小児科・産科・婦人科の各分野において確立されてきました。目ざすところは,両親にできうる限り深く,医学的な説明をして嘆き悲しむ彼らの助けとなることです。
死産が推測される場合はすぐ母親を入院させ,分娩までとどめておくこと:分娩直前が最も苦しい時期だと全ての妊婦が強調してきたあまり,みんなできるだけ早く分娩を誘発してもらいたがっています。
Copyright © 1983, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.