特集 男性における"父親アイデンティティー"
対談
ラマーズ法の意味するもの
藤原 正彦
1
,
大沼 れい子
2
1お茶の水女子大学
2岐阜県立下呂温泉病院
pp.902-910
発行日 1982年11月25日
Published Date 1982/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206116
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ラマーズ法がフランスで創始されたとき,母親につき添う援助者はモニトレスと呼ばれる訓練を受けた女性であったが,藤原氏はラマーズ分娩において,つき添い人は夫であることに大きな意味があると考える。母親と父親が共に臨む分娩において,父性意識の開拓はいかになされるか。体験者の話から父性意識の助長へのケアとともに,今後のよき分娩への道も探りたいと思う。
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