ケースレポート
母親になる準備のできていない産褥婦を援助して
杉山 厚子
1
,
三浦 綾子
1
,
石田 里美
1
,
山本 志津子
1
,
土佐 恵子
1
,
菊地 真理子
1
,
内田 昌子
1
,
阿部 育子
1
,
林 真澄
1
,
目黒 久美子
1
,
永洞 文子
1
,
船柳 陽子
1
,
岩井 静子
1
,
熊谷 香
1
,
松村 小夜子
1
1釧路労災病院B−2病棟
pp.746-749
発行日 1982年9月25日
Published Date 1982/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206085
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はじめに
人工中絶術を受ける年齢が低下し,中学校でもそのためのカンパが行なわれるようになったといわれる昨今である。
今回,19歳で,妊娠期間中一度も検診を受けず,予定日より2週間遅れ,陣痛発来,子宮口8cmで初診した,産婦の看護を通し,母性意識の高揚と,母親の自覚を持つことができた症例を報告し,現在の看護の反省と,今後のあり方を考察したい。
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