インターホン 3人目の子どもをラマーズ法で出産して
助産婦からひと言/産婦からの手紙
花井 ひき
1
1保原中央病院
pp.520-521
発行日 1982年6月25日
Published Date 1982/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206045
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当病院は周囲をなだらかな丘や山に囲まれ,春になれば桜・桃・梨などの花が一斉に咲きほこって,花の山里にかすみたなびく風情が楽しめるといった,穏やかな環境に立地している。
都市,農村を問わず,施設分娩の波が全国を覆い尽くした感があるが,当院もその例外ではない。ところが,このように近代産科学が驚異的な進歩をとげてきたにもかかわらず,最近では人間のふれあいを求めて,ラマーズ法などの自然分娩が妊産婦の側から要求されつつあることも周知の事実である。そこで,当院では進純郎産婦人科部長と助産婦のスタッフがコーチングプログラムを組んで,ラマーズ法によるマタニティクラスを開講したところ,予想外の反響があり,驚いたり喜んだりの毎日を送っている。
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