特集 助産婦教育の課題と進路
筑波大学附属病院周産期棟における卒後教育
新井 香代子
1
1筑波大学附属病院・周産期棟
pp.215-222
発行日 1982年3月25日
Published Date 1982/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205988
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はじめに
筑波大学附属病院は1976年10月に開院され,すでに5年以上の活動を行なってきた。その間,周産期部門の看護チームも病院の看護組織の一員として実践活動に取り組んできた。当院では看護部の活動の目的は患者のための実際の看護援助と,いま一つは将来の医療・看護の発展に貢献することにある,ととらえられている。
1981年7月に新しく,周産期棟に移転し半年が経過したが,現在の看護部門の状況,院内教育をまず報告し,主体性を発揮できる助産婦業務の可能性をいかに実践の中で追究を進めているか,現任教育に視点をあてながら述べてみたい。
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