建築と設備・35
東京大学医学部附属病院新中央診療棟
岡田新一設計事務所
,
鈴木 成文
1
,
岡田 新一
1
,
庄司 和彦
1
,
東京大学事務局施設部
,
東京大学鈴木成文研究室
Shigebumi SUZUKI
1
,
Shinichi OKADA
1
,
Kazuhiko SHOJI
1
1(株)岡田新一設計事務所
pp.245-250
発行日 1989年3月1日
Published Date 1989/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209517
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■計画の背景
東京大学(以下東大)医学部附属病院は,明治初年以来の古い歴史を持つ.初期には,各科ごとに病室・診療室を持つ木造平家棟が平行に配置されるパビリオン型であった.
昭和初期の内田祥三による震災復興計画は,鉄骨鉄筋コンクリート3階建,中央に外来棟を据え,左に内科系,右に外科系の病室・診療室・研究室群が,翼を広げたように配置される構えだったが,戦争のため外科系の大部分は未完成に終わった.
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