研究・調査・報告
人工破膜と分娩時間との関連
中本 加寿美
1
1元:戸田中央産院
pp.971-973
発行日 1981年12月25日
Published Date 1981/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205944
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1.はじめに
臨床において,楽なお産をするために,子宮口が6〜7cm開大し,頸管も軟らかくなっていれば,人工破膜した方が分娩が早くなり,児出生後の嘔吐も少なくなる,ということをよく経験する。しかし人工破膜することにより,臍帯脱出,子宮内感染などの異常に移行させてはならない。そこで経験上言っていることが,事実かどうかを検討したので報告する。
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