特集 保健指導再考
母親学級の見なおし—中野区中野北保健所におけるアンケート調査より
小倉 咲子
1
,
黒田 桂子
1
,
笠井 秀子
1
,
鎌田 文子
1
,
飯塚 みな江
1
,
生田目 栄
1
1中野北保健所
pp.820-825
発行日 1981年11月25日
Published Date 1981/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205923
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1.はじめに
母親学級は,昭和23年にマチソン女史の提案により実施されて以来,ほとんどの保健所,市町村で取り入れられ,定着している。
また,時代の変遷とともに施設分娩志向が高まり,医療機関での妊婦教育も盛んに行なわれたり,妊娠・出産・育児に対する意識の変革から両親・父親学級が民間団体や,一部の自治体で行なわれるようになってきている。この背景には,核家族化,共働き家庭の増加など社会的要因が大きく影響している。
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