特集 保健指導再考
地域における母親学級の見なおし
園田 貴司子
1
,
野口 志津子
1
,
古賀 千栄子
1
,
小川 明美
1
,
竹口 裕子
1
,
宮本 純代
1
1熊本市立熊本保健所
pp.826-830
発行日 1981年11月25日
Published Date 1981/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205924
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はじめに
母親学級は昭和23年に始まり,その後いろいろと形をかえながら現在に至っているが,その過程で母親学級に対する妊婦のニードというものが,十分に把握されないままに検討されていたことが多かった。また,地域(病産院など)でどのように行なわれており,どれくらいの人が受講しているのかも把握していない現状であった。そこで地域における母親学級のあり方の中で,保健所の果たす役割を考えるという目標のもとに,家庭訪問による面接ききとり調査を実施し,母親学級の見直しを試みることとした。
熊本保健所の概況は以下のようである(昭和55年3月現在)。
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