グラフ
サヨウナラ助産婦部会
本誌編集室
pp.643-646
発行日 1981年9月25日
Published Date 1981/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205895
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日本看護協会では昨年度総会で可決された定款改定に伴い,本年度より組織統合がなされた.去る5月20日,東京渋谷・山野ホールで最後の助産婦部会総会が開かれた.部会終了後,有志約170名が上野精養軒につどい,消えゆく助産婦部会に別れを惜しんだ.
部会組織による運営が始められて27年,50名足らずの会員で発足した助産婦部会は,いまや会貝数9千を擁するまでに成長した.協会の組織統合が論じられてからほぼ10年の紆余曲折を経て,いよいよ新組織がスタートする.部会の解散に伴い,助産婦業務推進に関する審議は今後,職能委員会に委ねられることになる.本誌では11・12号の2回にわたって,職能理事となられた青木康子氏と元部会長・藤田八千代氏,勝島喜美氏との対談を設定し助産婦部会の軌跡をふりかえりながら組織統合後の方向性を探っていただく予定である.
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