助産婦事典
アッシャーマン症候群について
山根 俊夫
1
1松江市立病院産科婦人科
pp.636-638
発行日 1981年8月25日
Published Date 1981/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205892
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
妊娠に関連した子宮内操作にひき続いて起こるさまざまの病態については,既に数多くの報告がある。とくに顕著な症状である月経異常-無月経に対しては,約20年前から広汎な研究発表を行なっているAsherman(1957)の名称が付されています。そこで本症候群(外傷性子宮腔癒着症)の病態,病理組織所見,問題点,掻爬診の意義,子宮卵管造影所見,治療および予後と対策について検討してみましょう。
Copyright © 1981, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.