施設レポート・16
地域医療の中核的役割を自覚し,母子保健をになう—町田市民病院産婦人科の現況
歴山 マキ子
1
1町田市民病院産婦人科
pp.862-866
発行日 1979年12月25日
Published Date 1979/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205648
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1.はじめに
町田市は,東京都の中央南端に位置し,首都圏30kmにあって,神奈川県へ半島のように突き出している。市のほぼ全域が,多摩丘陵から相模原台地へとゆるやかな傾斜が続いている。小田急線と横浜線が交差しているところが,市の中心部で,そこよりバスで約10分の地に町田市民病院がある。
東京への人口集中に伴う団地建設や宅地開発のための人口急増で,昭和33年に町田に市制がしかれて以来,20年間に約4倍の28.5万人となり,都市化の一途をたどっている。一方,町田市内からは,縄文時代,弥生時代の遺跡が多数発見され保存されている。
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