資料 助産婦業務調査報告から
C.助産婦臨床業務の将来像
鈴木 雅洲
1
1全国助産婦学校協議会
pp.679-684
発行日 1978年10月25日
Published Date 1978/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205453
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最近における産科医療内容の急速な発達,および妊娠・分娩に対する国民の考え方の変貌により,将来に向かって助産婦に要求されている業務内容も大きく変わりつつある。過去には安全であると考えられてきた医療手技の中には,母子に障害を与えるものがあることがわかってきた反面,過去には危険な業務と解釈されてきたものの中には,医学の進歩により全く安全に施術しうるようになったものもある。
今回は,助産婦業務に関する従来の法的解釈を離れて,新しく助産婦と産科医師との両者に将来の助産婦業務に関する意識調査を行なった。その内容を表1に示す。回答者人数は助産婦889名,産婦人科医師134名である。
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