施設レポート・6
新生児救急の最先端をゆく—地域化した日本最大の・久留米聖マリア病院新生児センター
平山 晴子
1
,
田中 矩子
1
1聖マリア病院新生児センター
pp.716-720
発行日 1977年11月25日
Published Date 1977/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205300
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1.新生児センターの歴史
久留米市中心街より,1kmほど離れた静かな所に十字架を掲げ,聖マリア病院はある。
今から18年前,一般病棟の一室に収容数4名程度の小規模なものとして未熟児室はスタートした。そして4年後(昭和38年),21床の「未熟児センター」を新設,さらに昭和43年収容数増加とともに,未熟児センターとしては我が国初めてのlarge single room方式を取り入れ,定床60床となった。
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