ケース・レポートを読んで 主治医の立場から
重篤な経過をたどった妊娠中毒症の一例
河村 勝之
1,2
1久留米大学医学部産婦人科学教室
2前:国立小倉病院産婦人科
pp.259-261
発行日 1975年5月25日
Published Date 1975/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204856
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1)はじめに
われわれは,分娩経過中に脳出血が疑われ,約1か月の昏睡後,意識回復した特殊型妊娠中毒症と考えられる症例を経験した。そのケース・レポートの妊娠経過,当病院への転送時所見,診断,症状の変化などについて,臨床的な面を補足し,2,3の考察を加えてみた。
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