特集 臨床研修コアスキル
救急医療
緊急を要する症状・病態への対応
重篤な不整脈
樋熊 拓未
1
,
佐々木 真吾
1
,
奥村 謙
1
1弘前大学医学部第二内科
pp.580-584
発行日 2003年11月30日
Published Date 2003/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102438
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達成目標
・不整脈の治療を行うか否かを決定する際には,不整脈の心電図診断と重症度とともに自覚症状の程度,基礎心疾患の有無,心機能(左室駆出率など)などの患者背景を常に考慮する必要がある.
・不整脈の鑑別の前に患者の意識,血圧が維持されているかどうかの確認が重要である.
・電気的除細動器,経皮的ペーシング,基本的な抗不整脈薬の使い方を覚える.
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