産科学補習講座・7
周産期死亡とその対策
品川 信良
1
1弘前大学医学部
pp.30-35
発行日 1968年10月1日
Published Date 1968/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203636
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周知のように,周産期死亡率(注:妊娠29週以後の早産児死亡数に出生後1週以内の早期新生児死亡数を加えたものの出生1,000に対する比率)の高低は,産科はいうに及ばず,民度や文明そのもののバロメーターになるといわれているが,私たちの毎日の仕事の最大の目的の1つは,この周産期死亡率を減らすことに,実はあるわけである.
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