グラフ
離島のある若い助産婦—八丈島にみる「看護」活動
檜垣 日出男
,
本誌編集室
pp.2-8
発行日 1968年5月1日
Published Date 1968/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203552
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東京から離れること291キロ,伊豆七島は最南端,常夏の島八丈に活躍する助産婦さんがいる.彼女—膳亀和子さんは開業助産婦ではない.島の唯一の病院,町立八丈病院に勤務する看護婦であり,助産婦であり,保健婦でもある.病院を中心に院内における臨床看護業務はもちろんのこと.院外における疾病予防活動,患者の退院後における管理指導から公衆衛生活動に及ぶ広範な業務に従事する.それは,一般には保健婦業務とも指称し助産婦業務ともいおうが,これが看護だという.
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