特集 全国助産婦学生研究
—名古屋大学医学部付属助産婦学校—妊娠と心疾患
居川 梅子
,
井口 久恵
,
宇野 ちかい
,
大賀 昭枝
,
大藪 美保子
,
世古 つよ子
,
松本 民子
,
関口 寿子
,
玉置 昭子
,
福井 一子
,
宮本 勝美
,
渡瀬 洋子
pp.57-62
発行日 1967年5月1日
Published Date 1967/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203397
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Ⅰ.はじめに
最近妊娠中の種々の合併症が問題となってきている.
疾患をもっている人が妊娠した時その妊娠の継続および分娩,産褥の経過がその疾患にどのような影響を与えるか.また,反対にその疾患が妊娠の成立および分娩,産褥,育児にどのような影響をおよぼすかを知ることが必要となり,それにより妊娠中または出産後おこり得る母体の危険を早期に発見,防止し,健康な児を出産しかつ育児に支障をきたさぬようにすることが大切である.
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