母もわたしも助産婦さん
時代の移り変わり過去と新しい仕事
立野 敦子
pp.24-25
発行日 1966年7月1日
Published Date 1966/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203224
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助産婦が足りないといわれるようになってから久しくなります.病産院でそうなのですから,新規に開業する人が少なくなるのはもちろんです.後に続く若い人たちにも魅力がないのか学校の入学率は定員の6割台のようです.PRしなければなりません.
私たちは数少なくなった親子の助産婦として東京江戸川区に開業しております.ここは千葉県との隣接地で,幾つかの河川にかこまれ一方を東京湾に面し,以前は農業や漁業,特に海苔業が産業の主な割合を占めていましたが,今では田園都市から工場や商店の賑わう市街地に変わりつつある地域です.
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