巻頭随想 
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    生命を守るしごと
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                早船 ちよ
                                            
                                            
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.9
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1963年10月1日
                  Published Date 1963/10/1
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611202618
                
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- 文献概要
作家として,ぜひ書きたいテーマがある.それは,母親だ.しかもそれは,偉大なる母性像というよりむしろ市井のどこででも見かける,あなたやわたしのおふくろの姿や生活をかきたい.——もしくは,いわば,自画像といってよいかもしれないわたし自身の母性を追求したい.——わたしも,7人の子の母親(ひとりは死亡)として,書きたいこと,いいたいことが,いっぱいある.
いまの時点で,ひとりの母親の平凡な日常をかくとして,それは,全人類的な平和の問題,人種問題などあらゆるヒューマニティにかかわってくる.
Copyright © 1963, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.


