座談会
母性保護の理想について
赤木 とな
,
澤崎 千秋
1
,
竹内 繁喜
2
,
竹沢 ソノ子
3
,
俵 アイ
4
,
長橋 千代
,
木下 正一
5
1日本大学
2都立築地産院
3都立広尾病院産科
4文京区俵助産院
5木下病院
pp.46-53
発行日 1960年1月1日
Published Date 1960/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611201840
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宇宙ステーシヨン等,一面はなやかに科学の粋を誇つている世の中ですが,今,自分達の置かれている日本はと考えると,乳幼児死亡率はへつても,妊娠中毒症や,人工妊娠中絶等決して自慢にならないものがかえつて増加の傾向にあります.
母性衛生学会の発会を迎えて,こうした問題に何か具体的な解決を見出さねばならぬ時期にきた様です.今月は,第一線の産科医,助産婦さん方に集つていただきまして母性保護の理想について,きたんのないお話や,将来の進むべき方向について語つていただきました.
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