書評
—菊池 健治著—無痛分娩のテキスト/—山原 太明著—古代中國の性理學医心方房内部釈義
pp.52-53
発行日 1954年8月1日
Published Date 1954/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611200675
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「お産は女の大厄」「青竹を握りつぶさないと産れない」「腹を痛めて生んだ子」こういう言葉を一度も聞いたり読んだりしたことのない人はいないと思います.
齒を抜いたり,手足を切つたりする手術の痛みは,現在では麻酔薬を用いてほとんど解決されているのに,お産だけは——しかもお産は病気ではないのに——今日でも痛いと思いこんでいます.
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