邦樂への道・4 
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    新日本音樂について
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                唯是 震一
                                            
                                            
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.41
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1953年9月1日
                  Published Date 1953/9/1
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611200437
                
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- 文献概要
前回に述べたことは,箏曲界における流派について述べ,現存するものに,生田流,山田流が主で僅かに九州の一隅で筑紫流がその名を止めていることについて述べました.
ところが江戸末期にいたつて,すべての文化がそうであつたように,この箏曲においても海外文化の交流と共に,いわゆる洋樂の影響を受けはじめました.ここで特に筆大して述べなければならないのは,明治の中頃に,鈴木鼓村という箏曲家が現われて,形式的にも内容にもそれ迄の箏曲の在り方とはすこぶる異つた作品を創作したことです.
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