発行日 1954年6月15日
Published Date 1954/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661909586
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19世紀前半に生をうけ活躍した大作曲家には,ハイドン(1732〜1809)(77歳)ベートーヴェン(1770〜1827)(57歳)ウエーバー(1786〜1826)(40歳)シューベルト(1797〜1828)(31歳)メンデルスゾーン(1809〜1847)(38歳)シューマン(1810〜1856)(46歳)シヨパン(1810〜1849)(39歳)等があり,ハイドンに2大オラトリオ「四季」「天地創造」ベートーヴェンに「ミサ・ソレムニス」第九交響曲「合唱付」,メンデルスゾーンに「エリア」のオラトリオがあり,小品の合唱曲としてはハイドンに「宗教的合唱曲」,ウェーバーのオペラ「魔弾の射手」の中の花環の合唱(女声二部)猟人の合唱(男声四部)があり,シューベルトに「祈り」「嵐の中の神」「ミサ」(男声合唱演奏時間15分)女声合唱(作品52の4作品133135),メンデルスゾーンの6つの合唱曲集(作品41作品48)前者には雲雀の歌,後者には五月の歌,湖にてが含まれ,作品46の「詩篇95」があり,雲雀の歌はメンデルスゾーン作詩作曲のト長調4/4拍子,30歳の時の作品で,雲雀の歌は何と喜びに満ちた愛らしい歌で空高く飛んでいく事か,そして私を連れて太陽へ昇つて行く,宗教的な感じのすばらしい混声合唱に作曲されている。
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