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特集 脳卒中上肢機能の徹底改善
リハビリテーション治療の選択基準
Indications and applications of rehabilitation therapy for upper extremity motor function
藤原 俊之
1
Toshiyuki Fujiwara
1
1順天堂大学大学院医学研究科リハビリテーション医学
1Department of Rehabilitation Medicine, Juntendo University Graduate School of Medicine
キーワード:
脳卒中
,
上肢運動機能障害
,
リハビリテーション治療
Keyword:
脳卒中
,
上肢運動機能障害
,
リハビリテーション治療
pp.691-697
発行日 2024年7月10日
Published Date 2024/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552203156
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はじめに
脳卒中上肢運動機能障害に対する治療には,従来のリハビリテーション治療に加え,新たに非侵襲的脳刺激(non-invasive brain stimulation:NIBS),脊髄刺激,迷走神経刺激,brain-machine interface(BMI),神経筋電気刺激(neuromuscular electrical stimulation:NMES),ロボット治療,constraint-induced movement therapy(CIMT)などが用いられ,上肢機能改善の向上が認められている.
そこで本稿では,脳卒中上肢運動機能障害に対する治療を選択するに際して,どのように診断して,それぞれの治療の適応を判断していくかについて述べる.
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