Japanese
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実践講座 がんのリハビリテーション—診療ガイドラインをどう活用するか・8
進行がん・末期がん
Advanced cancer・terminal Cancer
宮田 知恵子
1
Chieko Miyata
1
1独立行政法人国立病院機構東京医療センター緩和ケア内科・リハビリテーション科
1Department of Palliative Care and Department of Rehabilitation, National Hospital Organization Tokyo Medical Center
キーワード:
緩和ケア
,
症状緩和
,
非薬物療法
,
チーム医療
,
エビデンス
Keyword:
緩和ケア
,
症状緩和
,
非薬物療法
,
チーム医療
,
エビデンス
pp.963-967
発行日 2020年10月10日
Published Date 2020/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552202056
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はじめに
進行がんは,がんの局所進展の程度が大きい,あるいは,リンパ節転移や遠隔転移を来した状態のがんであり,末期がんは,死期が迫っている病期にあるがんを示す.近年,がん治療や技術の進歩により進行がんに対する治療選択の幅が広がり,療養場所やリハビリテーション治療ニーズにも変化がみられている.したがって,「がんのリハビリテーション診療ガイドライン第2版(以下,改訂GL)」1)では,初版にて「在宅進行がん・末期がん」としてまとめられた章が「進行がん・末期がん」と変更されてまとめられている.
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