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入門講座 転倒リスクアセスメントと予防・4
住環境の評価と整備の基礎知識
Observation of housing environment and house adaptation
橋本 美芽
1
Mime Hashimoto
1
1東京都立大学大学院人間健康科学研究科
1Graduate School of Human Health Sciences, Tokyo Metropolitan University
キーワード:
転倒予防
,
環境評価
,
住環境整備
Keyword:
転倒予防
,
環境評価
,
住環境整備
pp.957-962
発行日 2020年10月10日
Published Date 2020/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552202055
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はじめに
最近は新築住宅のバリアフリー化が進む一方で,高齢者が長年居住する住宅についてはおおむね未整備のままである.特に転倒リスクが高い後期高齢者の住宅ではその傾向が強い.在宅生活を送る,また自宅退院する高齢者の健康寿命延伸に向けて,住環境の安全性向上は重要な生活支援である.本稿では,住宅での転倒予防を支援するうえで各専門職が備えておきたい住環境整備の基礎知識をご紹介する.
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