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編集後記
川
pp.302
発行日 2020年3月10日
Published Date 2020/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552201912
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東日本大震災以降,3月を年に一度の防災グッズや備蓄品をチェックする期間にしています.水や食料品だけではなく,カイロや医薬品にも使用期限があります.乾電池の寿命は3〜10年程度とのことで,震災後に用意したストックはそろそろ買い替えが必要かもしれません.いざというときに「使えない!」では困ります.元来ものぐさな性分ですが年に一度のこの習慣はなんとか続けています.もちろん日中のほとんどを過ごす職場にも備えは必要です.会社によっては全従業員分のヘルメットを用意しているところもあるようです.というわけで徒歩での帰宅に備えて職場に「置きスニーカー」をしています.先日,靴擦れを起こしたので久々に「置きスニーカー」引っ張り出しました.しばらく歩いているとどうも様子がおかしい.歩くたびに靴底がバラバラと崩壊していきます.「加水分解とは反応物が水に反応し,分解生成物が得られる反応のこと」(Wikipediaより).保管状態が悪いと3年ほどで「加水分解」が発生するとのこと.……盲点でした.今年から「置きスニーカー」がチェックリストに加わりました.
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