連載 生理検査レポートのみかた・第5回
神経伝導検査
児玉 三彦
1
Mitsuhiko Kodama
1
1東海大学医学部専門診療学系リハビリテーション科学
キーワード:
神経伝導検査
,
潜時
,
神経伝導速度
,
振幅
,
持続時間
Keyword:
神経伝導検査
,
潜時
,
神経伝導速度
,
振幅
,
持続時間
pp.701-704
発行日 2019年7月10日
Published Date 2019/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552201699
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
神経伝導検査(nerve conduction study;NCS)の目的は筋力低下や感覚障害の原因が末梢神経障害であるのか否かの鑑別,障害部位の限定,およびその病態の把握である.病態が脱髄か,あるいは軸索変性なのかを知ることは機能予後の予測に有用で,リハビリテーションの治療戦略の立案に役立つ.ゆえに,その報告書を理解する能力は医師のみならず各療法士にも求められる.
Copyright © 2019, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.