学会印象記
第1回日本ボツリヌス治療学会・学術大会
呂 隆徳
1,2
1旭川医科大学病院リハビリテーション部
2旭川医科大学大学院医学系研究科博士課程
pp.267-269
発行日 2015年3月10日
Published Date 2015/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552200178
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
日本ボツリヌス治療学会第1回学術大会は,兵庫医科大学眼科教授の三村治大会長のもと,2014年9月19日(金),20日(土)の2日間にわたり,東京コンベンションホール(東京)において開催された.
日本ボツリヌス治療学会はこれまで9回にわたって開催された「神経・筋疾患に関するボツリヌス療法研究会」を母体とし,ボツリヌス療法およびその対象病態に関する会員の基礎知識および臨床能力の向上に寄与するとともに,社会に対して知識の啓発を行うことを目的に設立された非営利団体である.リハビリテーション科,脳神経外科,神経内科,整形外科,眼科,小児科,皮膚科,基礎医学などの各科・各領域の会員が所属する学際領域の学会であり,診療科や研究分野の垣根を越えてともに学ぶことができるのが大きな特徴である.
Copyright © 2015, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.