Japanese
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特集 脳性麻痺―最近の話題
早期発見・療育システムの実状と課題
A present state and a task of an early detection and intervention system for children with motor developmental disorders.
半澤 直美
1
Naomi Hanzawa
1
1横浜市北部地域療育センター
1Yokohama North Area Habilitation Center for Children
キーワード:
早期発見
,
早期療育システム
,
4か月児健診
,
運動発達障害
Keyword:
早期発見
,
早期療育システム
,
4か月児健診
,
運動発達障害
pp.815-820
発行日 2001年9月10日
Published Date 2001/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109575
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はじめに
わが国の運動発達障害児に対する早期発見・早期療育システムは,各地域によって多少事情は異なるものの,すでに長い経験を重ね,その仕組みはほぼ定着してきていると言える.しかし,最近の疾病構造・障害構造の変化や,福祉に対する考え方の変化などを受け,障害児の療育もさまざまな新たな課題を抱えつつあると思われる.
今回は,当療育センターのある横浜市を例に,早期発見・早期療育の実状を報告し,さらに今後の課題について考察したい.
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