Japanese
English
特集 身体障害者と高齢化
内科的問題―誤嚥・肺炎の管理を中心に
Prevention of Swallowing Abnormality and Pneumonia in the Elderly Disable Patients.
佐藤 琢磨
1,2
,
和田 秀樹
1
,
佐々木 英忠
1
Takuma Satoh-Nakagawa
1,2
,
Hideki Wada
1
,
Hidetada Sasaki
1
1東北大学医学部老年・呼吸器病態学
2仙台すこやかクリニック
1Department of Geriatic and Respiratory Medicine, Tohoku University School of Medicine
キーワード:
高齢者
,
誤嚥
,
肺炎
Keyword:
高齢者
,
誤嚥
,
肺炎
pp.103-108
発行日 2001年2月10日
Published Date 2001/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109414
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はじめに
1994年,日本の老人人口は14%を超え,高齢社会となった.老年人口は今後も増加の一途をたどり,高齢者の人口の増加とともに,身体に障害をもち,何らかの介護を必要とする高齢障害者も増加すると考えられる.このような高齢社会では,内科的管理も高齢障害者を意識したものへと様変わりを余儀なくされる.本稿では,高齢障害者に対する内科的管理で特に重要な誤嚥および肺炎の対策を中心に述べてみたい.
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