学会印象記
第34回日本パラプレジア医学会
小野木 啓子
1
1藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学講座
pp.398-399
発行日 2000年4月10日
Published Date 2000/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109218
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日本パラプレジア医学会は整形外科,泌尿器科,脳神経外科,神経内科,リハビリテーション科などの各診療科で構成されており,現在会員数は約1,400名である.各診療科の枠を越え,脊髄損傷について討論し合う貴重な場であることはいうまでもない.
第34回の医学会は産業医科大学リハビリテーション医学講座名誉教授緒方甫先生が大会長を務められ,平成11年11月5日,6日に産業医科大学内で開催された.今回は,特別講演として海外から脊髄損傷でご高名なお2人の先生が来日し,また,教育講演では泌尿器科,整形外科,放射線科の各先生がお話しされ,非常に充実した内容のプログラムであった.また,シンポジウムは「高齢化社会における脊髄損傷者の問題点」,「脊髄損傷の保健医療の諸問題」という今後の医療情勢に即した内容であった.
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