ひと
第37回日本リハビリテーション医学会学術集会会長になられた防衛医科大学校リハビリテーション部 石神重信氏
伊藤 利之
1
1横浜市総合リハビリテーションセンター
pp.113
発行日 2000年2月10日
Published Date 2000/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109157
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リハビリテーション医療関係者の中で,“石神重信”という名を聞いてこの写真の顔と一致しない人はいないだろう.先生はそのくらいユニークな存在であり,一度会ったら忘れられない人である.私が石神先生を知ったのは,20数年前,先生が7年間のアメリカ留学から帰国され,「関東地方リハビリテーション医懇話会」で下肢装具に関する講演をされた時のことである.順天堂大学の臨床講堂で,大きな体を揺すって右に左に歩きながらプラスチック製下肢装具の効用について力説されていた.後にそれがKrusen Research Centerで研究されてきたものであることを知ったが,その話し振りは自信に満ち,大きな声は私の耳に印象深く残るものであった.
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