Japanese
English
特集 表面筋電図による動作解析
体幹運動の解析
Analysis of the Trunk Activity.
冨田 昌夫
1
,
佐藤 房郎
1
,
北村 啓
1
Masao Tomita
1
,
Fusao Satou
1
,
Kei Kitamura
1
1神奈川リハビリテーション病院理学療法科
1Kanagawa Rehabilitation Hospital
キーワード:
動作分析
,
体幹
,
バランス
Keyword:
動作分析
,
体幹
,
バランス
pp.1015-1021
発行日 1999年11月10日
Published Date 1999/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109095
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はじめに
動作分析のプロジェクトを発足させて十数年になる.この間,私達の動作分析は筋電図や画像解析装置を利用した運動学的な計測を主体としたハード面の確認から,次第にソフトを重視した患者の治療へと変わってきた.その流れは,ボバース概念をベースにクライン・フォーゲルバッハの運動学や,主だったところとしてアッフォルターの概念,エンゲシュトロームの概念,生態学的な概念を導入してきた過程ともいえる.
このようななかで私達の体幹や姿勢の捉え方も大きく変化した.提示できるのは過去の実験結果であるが,現在の考え方で解釈して体幹の運動学的特徴,治療法を検討してみたい.
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