Japanese
English
増大特集 知っておきたいリハビリテーション・テクニック
ベッド上訓練から歩行まで
他動運動―体幹・下肢
Passive Exercises of the Trunk and the Lower Extremity.
蜂須賀 研二
1
Kenji Hachisuka
1
1産業医科大学リハビリテーション医学教室
1Department of Rehabilitation Medicine, University of Occupational and Environmental Health
キーワード:
他動運動
,
体幹
,
下肢
Keyword:
他動運動
,
体幹
,
下肢
pp.765-770
発行日 1992年9月10日
Published Date 1992/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107155
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はじめに
他動運動とは一般に理学療法士や作業療法士などの治療者が徒手的操作,患者自身の他の部位,または器具や器械を用いて身体の一部を運動させることをいう.本稿では脳血管障害による片麻痺,脊髄損傷による対麻痺・四肢麻痺,慢性関節リウマチを中心にして,発症初期から中期,またはベッド上から歩行までの間で,基本的で重要と思われる他動運動に関してその概要を述べる.なおポジショニングその他,他動運動の範疇には入らないものが含まれているが,他動運動と関連が深いので若干触れることにする.
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