Japanese
English
研究と報告
腰痛発生の危険因子としての椎間板変性―5年間のprospective study
Lumbar Intervertebral Disc Degeneration as a Risk Factor for the Incidence of a Low Back Pain Episode: Five-Year Prospective Study.
李 俊凞
1,2
,
金子 健司
1
,
伊藤 邦臣
1,2
,
星野 雄一
2
,
刈谷 裕成
2
Joon-Hee Lee
1,2
,
Kenji Kaneko
1
,
Kuniomi Ito
1,2
,
Yuichi Hoshino
2
,
Yusei Kariya
2
1自治医科大学リハビリテーションセンター
2自治医科大学整形外科
1Rehabilitation Center, Jichi Medical School
2Department of Orthopaedics, Jichi Medical School
キーワード:
腰痛
,
椎間板
,
磁気共鳴画像
Keyword:
腰痛
,
椎間板
,
磁気共鳴画像
pp.151-153
発行日 1999年2月10日
Published Date 1999/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108902
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目的
腰椎椎間板の変性は腰痛の重要な病態であるが,腰痛のない健常例においても,その変性は26~76%に確認されている1-6).そして椎間板変性が腰痛発生の危険因子であるという報告3)と,必ずしも危険因子ではないという報告1,2)があり,一致した見解が得られていないのが現状である.この研究の目的は,椎間板変性が腰痛発生の危険因子かどうかを検討することである.
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