Japanese
English
特集 痛みへの対応
―対応に難渋する痛み―反射性交感神経性ジストロフィー
Reflex Sympathetic Dystrophy.
宗重 博
1
,
戸田 克広
1
Hiroshi Muneshige
1
,
Katsuhiro Toda
1
1広島大学医学部付属病院リハビリテーション部
1Department of Rehabilitation, Hiroshima University Hospital
キーワード:
RSD
,
Causalgia
,
CRPS
,
診断
,
治療
Keyword:
RSD
,
Causalgia
,
CRPS
,
診断
,
治療
pp.739-742
発行日 1998年8月10日
Published Date 1998/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108724
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はじめに
反射性交感神経性ジストロフィー(Reflex Sympathetic Dystrophy;RSD)は,対応に難渋する痛みを引き起こす疾患として知られている.疼痛の程度と罹患年数を考慮すると,重症例は癌性疼痛より問題になる.心筋梗塞や片麻痺後に生じたRSD(肩手症候群)はリハビリテーションを阻害する因子となる.また,外傷や手術後のリハビリテーションの際にもRSDが発生すればリハビリテーションを阻害する因子となる.本論文では,Lankfordの分類1)に基づきCausalgiaもRSDに含めて論じる.
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